gravelblogのブログ

グラベルロードに乗る爺いの他愛ないブログです

ダウンチューブのストレージ

Checkpointのディテールとプチカスタムを紹介します。

 

Checkpointのダウンチューブはヘッドチューブ部分から下に行くにしたがって徐々に太くなる形状で、下部はBB幅一杯までの極太です。

この極太フォルムを生かすようにDomaneと同じくダウンチューブ内収納が設けられています。

ボトルケージ取り付け部が開閉可能な蓋となり、内部にウレタン素材の専用ケースを収めることが可能です。

収納ケースは三つ折り形状のウレタン素材で巻くようにしてベロクロで固定して縦長な袋状になります。

引手の役割となる赤いタブを上側にしてダウンチューブ内へ収めることができます。

収納ケース



中央にタイヤレバー、CO2バルブ、CO2ボンベを収納し、左右から包む様にして閉じるのが最小構成です。

 

実用性を考慮してボンベ2本目、ボンベ用凍傷予防カバー、ボンベ先端延長ホースは収納したいところですが、ギリ蓋が閉まりません。

邪魔しているのは蓋裏側にある樹脂製パーツで、親切(お節介)なTrekがBotragerブランド小型携帯ツール「BITS Integrated Multi-Tool」を収めるために設けてあるものです。

小型軽量を優先するのであれば4千円余を払ってこのツールを選ぶのもありだと思うのですが、6角レンチはボールポイントタイプがマストだと思っているのでNGです。

というわけで、この収納パーツを除去して、プラスアルファのツールを収容することにチャレンジしてみました。

 

まず、蓋裏のケースを観察し、固定方法を確認します。

ケース部は2点止めされています。

ストレージ裏側-1

1か所目は右上の裏側からM5低頭ボルトで締められています。

ストレージ裏-2

2か所目はケースに埋め込まれているM5ナットがドリンクホルダー用のM5ボルトを受けて共締めされています。

ということは、裏側M5ボルトを外し、ドリンクホルダー用ボルトを緩めればケースは外れます。

M5ナットを用意して表側から貫通してくるドリンクホルダー用ボルトを受け止めれば、邪魔なケース無しでドリンクホルダーを固定することができます。

 

ストレージ裏の邪魔な部品撤去成功
写真中の表記のM5ボルトは、正しくはM5ナット

パーツ分離完了



これでウレタンケース内に

 CO2ボンベ1本、ボンベカバー、バルブ延長ホース

を追加して収めることができました。

 

ツール類を低い位置に収納することができ運動性を犠牲にすることなくライドすることができます。