gravelblogのブログ

グラベルロードに乗る爺いの他愛ないブログです

U字ロックってどう運ぶの?

春らしくなりライドの機会が増える前に盗難対策を強化するためU字ロックを用意しました。

でも、問題はどうやって携行するかですね。

なるべく重いものは低い位置に置いておきたいため、サドルバッグはロングライド以外では使わないつもりだし、安全、安定、車体にキズを点けないを念頭に検討?!

 

そしてパーツボックスで見つけたのはMTBで使っていたハンドルバー用の汎用ライトホルダーです。

汎用ライトホルダーで取り付け

基部とライト取り付け部の角度を変えられるので、シートチューブに取り付けて、90度クロスした形でU字ロックを垂直に前三角内に保持することができました(赤丸部)

トップチューブ下のダボを使ってベロクロを取り付け、U字ロックの根本をベロクロで巻いて左右にぶれないよう固定します(黄色部)。

早速、今日のライドで試しましたが、左右にぶれることなく、軽いグラベルても安定していました。


付け外しも簡単だし、なかなかの出来だと思いますが

どうでしょう?

少し春が近づきましたかね?

土日は最低気温が氷点下まで冷え込んだうえに、日中も雪がちらついて自転車に乗ることができませんでしたが、今日は最高気温が10度超えと一気に暖かくなりました。

幸いなことにお休みでしたから、ようやく30㎞ほど乗ることができました。

そして、ライド出発前にジャストタイミングで届いたのは新たに調達した工具です。

新たに購入した工具

どちらもすぐに使う予定はありませんが、いずれ使うであろうということで準備しました。

タイヤペンチは、怪我の後遺症で握力が低下しているので、嵌めにくいであろうチューブレスタイヤに対応するために用意しました。

ディスクブレーキ調整工具は、熱応力で歪みが出た場合に備えて用意しました。

ショップでいつでも調整してもらえますが、DIY派としてはこの程度は自分でやりたいので購入しました。

ちなみにディスク調整工具(深さの違う溝が三つ)の反対側はテーパーの付いた刃になっていて、ホイール着脱時にスペーサーを挟む前にブレーキレバーを誤って触って閉じたパッドをこじ開けるのに使えます。

二つ合わせて2,200円程とリーズナブルでしたが、どんどん工具とケミカル品が増えて工具箱を増やさないといけなくなりそうです。

 

空気圧計をデジタル化

タイヤ関連の備えの投稿の続きです。

 

手持ちのアナログ空気圧計の誤差が大きいため、パナレーサーのデジタル式に買い換えました。

 

バルブヘッドは米式と仏式の両方を備えていて、回転させて表示が見やすい角度で使えます。

デジタル式ならではの機能として、計測単位はPSI→bar→kg/cm2→kPaから選択できます。

Checkpointは舗装路3.5bar(50psi/350kPa/3.56kg/cm2)で乗って、滑りやすいグラベルに入る場合は2bar、グリップの利くグラベルなら2.5barを目安に調整します。

 

計測値ホールドボタンがあるため、低い位置で図った場合も、持ち上げてから確認できるため姿勢的に無理する必要がなく、老体にやさしいです。

また、計測中にリリースボタンを押せば空気を抜いてメモリを身ながらアジャストすることも可能です。

 

いいことだらけですが、唯一の難点は防水対応ではないこと。

ジップロックに入れて、取り出しやすいトップチューブバッグに入れて携行するつもりです。

デジタルエアーゲージ

 

備えあれば憂いなし

Checkpoint SL5は納品時にボントレガーGR1 Team Issue Gravel Tyre 40Cのチューブレスレディタイヤを装着しています。

空気圧は低圧の3.5barで通常運用し、悪路ではもう少し低圧にしてグリップを向上させて乗ることになります。

金曜夜から土曜未明に雪が降りましたが、その後気温が上昇し、急速に融け日陰には積雪が残り、絶好の悪路試験環境となったので試験的に走ってみました。

MTBでの経験からグリップ力が適度にあり、舗装路も軽い状態で走れるであろう3.2barで出発。

日陰に残る圧雪路、凍結路も、車体ジオメトリーも寄与して安定して走れたのはグラベルバイクならではです。

 

さて、チューブレスタイヤの最大のメリットはパンクリスクの小ささです。

大昔にロードバイクに乗っていたころは日々リム打ちパンクと格闘していた記憶しかなく、40Cの太さ+チューブレスレディタイヤは隔世感があります。

しかし、小さい穴はシーラントが防いでくれるとはいえ、まったくパンクしないわけではないので備えは必要です。

シーラントで塞ぎぎれない場合は、チューブレス用修理キットの出番というわけで、手ごろな価格のものを購入しました。

チューブレス補修キット

キット内容物

外側から修理するこのタイプの修理キットは概ね5気圧以下でないと差し込んだプラグが圧で押し出されてしまって固定されないのですが、グラベル用なら問題なく使えます。

 

補修材を外側から専用工具で差し込んで固定するという、自動車やオートバイのチューブレス補修と同じやり方です。

状態にもよりますが、補修後もシーラントを補充してやれば使い続けることもできます。

 

サイドカットなどでできた補修できない大きな穴は、タイヤを外しシーラントをふき取り、パークツールTB-2「タイヤブート」を内側からタイヤに貼付け、チューブレスバルブも外して、予備チューブを入れるのが最終手段です。

この方法はあくまで応急措置ということになり、タイヤは買い替えが前提になります。

なお、予備チューブは40C対応ということで容積が大きくなりますが、ぎりダウンチューブ内に収められそうなので、こちらも携行するべく用意する予定です。

 

トップチューブバッグ

多くのグラベルロードがバイクパッキングなど多様な使い方に対応するため多くのダボ穴を装備しています。

Checkpoint SLも多数のダボ穴を備えていますので、利用しない手はありません。

トップチューブ上の2か所を使ってBontrager Adventure Top Tube Bag(0.8L)/5,900円を取り付け。

Bontrager Adventure Top Tube Bag 

 

バッグの底にはクッション性のあるフラップがあり、それをめくると本当の底が現れ、ボトルケージサイズの65mm間隔で穴が開いています。

別途用意した超低頭M5ボルトを使って固定しました。

ベロクロだけで取り付けた場合は揺れてしまいますが、ボルト止めでは全く揺れないので、ペダリングに集中できます。

なお、フラップでボルトは隠されるため内容物を傷つける心配がありません。

 

5900円とお高めですが、その価値はあると思います。

ダウンチューブのストレージ

Checkpointのディテールとプチカスタムを紹介します。

 

Checkpointのダウンチューブはヘッドチューブ部分から下に行くにしたがって徐々に太くなる形状で、下部はBB幅一杯までの極太です。

この極太フォルムを生かすようにDomaneと同じくダウンチューブ内収納が設けられています。

ボトルケージ取り付け部が開閉可能な蓋となり、内部にウレタン素材の専用ケースを収めることが可能です。

収納ケースは三つ折り形状のウレタン素材で巻くようにしてベロクロで固定して縦長な袋状になります。

引手の役割となる赤いタブを上側にしてダウンチューブ内へ収めることができます。

収納ケース



中央にタイヤレバー、CO2バルブ、CO2ボンベを収納し、左右から包む様にして閉じるのが最小構成です。

 

実用性を考慮してボンベ2本目、ボンベ用凍傷予防カバー、ボンベ先端延長ホースは収納したいところですが、ギリ蓋が閉まりません。

邪魔しているのは蓋裏側にある樹脂製パーツで、親切(お節介)なTrekがBotragerブランド小型携帯ツール「BITS Integrated Multi-Tool」を収めるために設けてあるものです。

小型軽量を優先するのであれば4千円余を払ってこのツールを選ぶのもありだと思うのですが、6角レンチはボールポイントタイプがマストだと思っているのでNGです。

というわけで、この収納パーツを除去して、プラスアルファのツールを収容することにチャレンジしてみました。

 

まず、蓋裏のケースを観察し、固定方法を確認します。

ケース部は2点止めされています。

ストレージ裏側-1

1か所目は右上の裏側からM5低頭ボルトで締められています。

ストレージ裏-2

2か所目はケースに埋め込まれているM5ナットがドリンクホルダー用のM5ボルトを受けて共締めされています。

ということは、裏側M5ボルトを外し、ドリンクホルダー用ボルトを緩めればケースは外れます。

M5ナットを用意して表側から貫通してくるドリンクホルダー用ボルトを受け止めれば、邪魔なケース無しでドリンクホルダーを固定することができます。

 

ストレージ裏の邪魔な部品撤去成功
写真中の表記のM5ボルトは、正しくはM5ナット

パーツ分離完了



これでウレタンケース内に

 CO2ボンベ1本、ボンベカバー、バルブ延長ホース

を追加して収めることができました。

 

ツール類を低い位置に収納することができ運動性を犠牲にすることなくライドすることができます。

ミノウラバイクタワーがお勧め

TREK Checkpoint SL5」が予定より早く納車されることになり、焦ったのは保管場所を決めていなかったことです。

漠然とタワー型ラックを使ってクロスバイクと二段重ねで玄関に保管しようとは考えていたのですが、最終決定していなかったので慌てました。

ミノウラから発売されている定番の突っ張り棒方式バイクタワーにするか、2×4材とミノウラ製金具でDIYして固定するかの2案が浮上

 

最終的にはミノウラバイクタワーの新色「シャンパンゴールド」の30D型をAmazonで発注しました。

ミノウラバイクタワー梱包

 

ミノウラバイクタワーパーツ一覧

仮設置して納車待ち

バイクタワー完成写真

納車後、高さ、角度、横方向位置を手直しし、重要なボルトには安全のためトルクレンチを使って指定の8N·mで締め付けて本設置完了です。

設置の最重要ポイントは、天井保護のために板材をあてがうことと、万が一に備えてインシュロックを壁にねじ止めすることです。

バイクタワー設置の重要ポイント